Blog

2019/04/02

エプクルーサ配合錠(ギリアド・サイエンシズ株式会社)

テーマ:勉強会memo

2019-02-26発売。C型肝炎治療薬。1日薬価約6万円。ハーボニーと同系統の薬。
従来薬ソホスブビル※1とベルパタスビル※2を配合したもの。
特徴は、

①すべてのジェノタイプに効果が期待できる(パンジェノタイプ)
②他にはない非代償性肝硬変に適応を持つ

※1ソフォスブビル:NS5B阻害薬(ソバルディ)
※2ベルパタスビル:NS5A阻害薬(新規)

エプクルーサ配合錠:1錠6万154.50円(収載時(2019年2月26日)の薬価)

〈効能又は効果〉

  • 前治療歴を有するC型慢性肝炎又はC型代償性肝硬変におけるウイルス血症の改善
  • C型非代償性肝硬変におけるウイルス血症の改善

〈用法及び用量〉

  • 前治療歴を有するC型慢性肝炎又はC型代償性肝硬変におけるウイルス血症の改善
    リバビリン(RBV;コペガス、レベトール他)との併用において、通常、成人には、1日1回1錠(ソホスブビルとして400mg及びベルパタスビルとして100mg)を24週間経口投与する。
  • C型非代償性肝硬変におけるウイルス血症の改善
    通常、成人には、1日1回1錠(ソホスブビルとして400mg及びベルパタスビルとして100mg)を12週間経口投与する。(エプクルーサ単剤

【禁忌】

  • 重度の腎機能障害(eGFR<30mL/分/1.73m2)又は透析を必要とする腎不全の患者・次の薬剤を投与中の患者:カルバマゼピン、フェニトイン、フェノバルビタール、リファンピシン、セイヨウオトギリソウ(セント・ジョーンズ・ワート)含有食品
page top