2017/06/16

ボナロン経口ゼリー３５ｍｇ（帝人ファーマ）

テーマ：勉強会memo

[担当]　六軒家店
平成２９年６月１４日
[講師]　帝人ファーマ株式会社

ボナロン経口ゼリー３５ｍｇ（一般名：アレンドロン酸ナトリウム水和物経口ゼリー剤）

【効能又は効果／用法及び用量】骨粗鬆症

【用法及び用量】通常、成人にはアレンドロン酸として35mgを1週間に1回、朝起床時に水約180mLとともに経口投与する。
なお、服用後少なくとも30分は横にならず、飲食(水を除く)並びに他の薬剤の経口摂取も避けること。

飲みやすさ、鑑別のしやすさ、取り出しやすさを考え２０１３年発売
骨粗鬆症健診受診率　愛媛４％（１位山梨１４％）
健康寿命を延ばすためにも骨粗鬆症治療は重要
錐体・大腿骨近部骨折の抑制効果はアレンドロン酸・リセドロン酸（ビスホスホネート薬）デノスマブ（注射剤）の有効性が高い。

抜歯などの歯科処置の際ビスホスホネート薬の休薬が望ましいとされているが骨折発生のリスクが高い場合は休薬しないということもある。

併用注意
カルシウム・マグネシウム等の金属を含有する経口剤（カルシウム補給剤・制酸剤・マグネシウム製剤）を服用している場合は本剤の吸収低下を避けるためにも３０分は服用間隔をあける。

服用方法
ゼリーの下の空気部分を押すと１回分が出てくるためスルッと飲み込みやすい。
また薬を落下するリスクも防げる。