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2017/04/22

モンテルカスト「サンド」の説明とサンド社のジェネリック事業

テーマ:勉強会memo

[担当] かいてき調剤薬局平井店
平成29年4月21日
[講師] サンド

 ロイコトリエン受容体拮抗薬モンテルカストは、気管支喘息に適応症がある。

 今回、小児が対象となる剤形の細粒とチュアブル錠のジェネリックが、2017年6月に収載予定である。
 ジェネリックを選定する際に、小児の薬は飲みやすさが重要な要素となる。細粒は先発品が比較的甘いのに対して清涼感のある味で、チュアブル錠は先発品と同じチェリー味となっていた。

 また、もう一つの特徴としてオーソライズド・ジェネリック(AG)ではないが、先発品と同じ添加物を使用しているとのことであった(組成は違う)。なお、AGについて日米で違いがあり、米国では180日間の先行販売権が与えられている一方、日本では明確な定義はないとのことであった。

 サンド社については、ジェネリック医薬品の世界におけるシェアが第2位、バイオシミラーに限っても世界1位を誇っていた。国内では工場を有するだけでなく、原薬製造国として日本及び中国の2国体制としおり、安定供給をはかっていた。国内市場においても、今後力を入れていく方針のようである。

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