テーマ:勉強会memo
タケキャブ:カリウムイオン競合型アシッドブロッカー
製品名 タケキャブ錠10mg/タケキャブ錠20mg
一般名 ボノプラザンフマル酸塩錠
効能・効果/用法・用量
2019.03時の薬価 10mg 1錠:134.40円
20mg 1錠:201.60円
ボノプラザンの特長
①酸に安定で水溶性 → 食事の影響を受けない(PPIは酸に不安定なため腸溶性製剤)
②酸分泌抑制作用の発現が早い → 服用後数時間で胃液酸度を抑制する効果あり(PPIは最大効果発現まで数日掛かる)
③夜間の酸分泌を十分に抑制できる → 日中に加え夜間においてもpH 4以上を維持することができる(PPIは夜間の酸分泌を十分に抑制できない)
④遺伝子多型のあるCYP2C19で代謝されない → ボノプラザンは主としてCYP3A4という酵素で代謝されるため、血中濃度の個体差はほとんど認められない
⑤連用しても、効果の減弱はない(H2ブロッカーは効果減弱することあり)
⑥ 長期投与の影響は、、、
⑦主薬が光に不安定なため、遮光の目的でフィルムコーティング錠にしている。